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2023年12月02日

【炭鉱王のもてなしの器】 2007-9-27

603
陶胎染付三葵紋唐草文角皿
肥前・・有田窯南川原山 ?? 1670?1690年代
陶器の素地に白い化粧掛けを施したひび焼、三方のように隅を切った台部
底には幅と同寸法程度の桟状の足二本があったらしく、漆で補修した跡が
平行に残っている
儀式などに使われたものか、染付けで三葵紋が施されている
【炭鉱王のもてなしの器】 2007-9-27

604
青磁玉取獅子文菱形皿
肥前・・有田窯南川原山・・1670?1690年代
翡翠のように発色した青磁釉の菱形皿は、糸切り細工で作る
縁を広くとり中央に七宝形の玉と戯れる獅子を表した力強い造形は
精緻で格調高い
鍋島藩窯ではなく延宝期の南川原山の製品だろう・・
【炭鉱王のもてなしの器】 2007-9-27

605
色絵草花文輪花小皿
肥前・・有田窯南川原山・・1670?1690年代
上質な素地の白さを生かし染付で木や岩を表し、赤・緑・黄の色絵と
黒の線描きを加えて可憐な花を描いた延宝期らしいデザイン
型打成形により縁は輪花形に作る
繊細にして精巧、だが奇をてらうことはない
箱脇に「可しき□〔錦手か〕丸皿」とある
広義の柿右衛門様式である。 そうです
【炭鉱王のもてなしの器】 2007-9-27



Posted by kokono at 12:24│Comments(0)
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