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2023年12月30日

炭鉱王のもてなしの器 2007-10-3

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色絵花鳥文角形酒注
肥前・・有田窯・・1730?1770年代

塗物の形を模したように直線的な形の注器は、板作りによる成形だそうです
雉のような鳥が花咲く枝に止まり、上部には雪持ち笹に梅樹
人物三人が楽しげに描かれている
器の稜線を彩る色絵黒が効果的です
炭鉱王のもてなしの器  2007-10-3

380
色絵楼閣山水花卉文鉢
肥前・・有田窯・・1690?1730年代
炭鉱王のもてなしの器  2007-10-3

381
色絵沫鶉文三足鉢
肥前・・有田窯・・1710?1740年代

取手の付いた鍋形の鉢は、ヨーロッパ向けのものらしく国内伝世の例は少ない
底部に窯道具を当て浮かせて焼くことで、先細の三足の先端まで施釉して仕上げる
色絵赤と金彩で描いた粟鶉文も輸出伊万里に使われたデッサンで
オランダのフロニンゲン博物館に食器セットなどが残っているそうです
炭鉱王のもてなしの器  2007-10-3






Posted by kokono at 14:56│Comments(0)
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